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もやしは、豆からもやしになる段階でカロリー値が下がります。一方で消化の良い栄養素がたくさん合成されているのです。なかでも、カリウムなどのミネラル類、ビタミンA・Cなどのビタミン類と食物繊維が多く含まれている点が注目です。 ビタミンCは水に溶けるビタミンで、血管を強化したり鉄分の吸収を促進する働きがあります。これによって動脈硬化を予防する事につながるのです。その他、風邪の予防にも最適なのは、一般的に知られていますね。 カリウムは、大変豊富に含まれており、100gあたり130mgも!これはアセロラ、ぶどう、温州みかん、フォアグラなどとほぼ同量です。アミノ酸で、スタミナをつけたり疲労を回復させる効果のあるアスパラギン酸も含まれています。
そのビタミンCは、肝臓での解毒作用を助けているのです。そして女性の宿敵、貧血予防に有効な鉄分も含まれています。のり2枚で牛乳3本分にあたる量が含まれています。 のりは40%が食物繊維なのです。のりに含まれている葉緑素が血液中のコレステロール値を下げてくれます。体外にコレステロールを出す力があるのです。 そして、注目なのがガン予防や生活習慣病予防のお手伝いをしてくれるという所。ガン予防に効果的といわれているβ-カロチンと、コレステロールの低下に有効だといわれるEPAやタウリンが、豊富に含まれているのです。これはあらゆる実験結果からも明らかになっている事です。
ねぎは身体を温め、発汗を早め、痛みを取り去り、その上胃腸を整え、グッスリ眠らせて、身体に力をつけるという総合作用を発揮します。これは全てアリチアミンのおかげなのです。
また調理法によって消化時間も変り、半熟卵は90分、固ゆで卵はその倍の約3時間と腹持ちが良いのです。コレステロール含有量は比較的多いです。「卵を食べるとコレステロール値が上がり、動脈硬化の原因になる。」と言う俗説がそんなことはありません。この事は、国立健康栄養研究所の実験でも明らかです。 コレステロールには善玉と悪玉があり、悪玉(LDL)コレステロールは動脈硬化の原因となります。しかし卵は、善玉(HDL)コレステロールなのです。この善玉コレステロールは、血管壁についている余分な悪玉コレステロールを運搬して排出する働きがあります。 卵白に含まれているリゾチームは、市販の風邪薬にも含まれている成分。殺菌効果や体に有害なウィルスの感染を防ぐ働きがあります。そして、たんぱく質。卵に含まれているたんぱく質には人間の体内で作成出来ない必須アミノ酸が8種類含まれています。これらの良質たんぱく質は、疲労回復や内蔵の働きを活性化させる力があります。
糖質を分解する酵素を助けて、エネルギーに変えていくのです。B1が不足すると糖質のエネルギー代謝が悪くなり疲れ易くなったり、更には手足のしびれ、むくみ、動悸などといった症状が出てきます。また身体だけでなく、糖質は脳や神経のエネルギー源でもあるので、不足すると集中力がなくなったり、イライラしたりします。 「豚ミンパワー」と言うんですからこれだけではありません。ビタミンB2も含まれています。日本人はB2不足になりがち。ビタミンB2は細胞の再生や成長を促進する働きのあるビタミンで、健康な皮膚、髪、爪をつくります。 その他にも、脂質の代謝を促進し糖質の代謝にも関係しています。ですから、B2不足になると、脂質の代謝が悪くなり、エネルギーになりにくくなります。また、B2は粘膜を保護する働きもあるので、口内炎、口角炎、目の充血、角膜炎の予防にもなります。 |