トンボ眼鏡に、甲高い声を発するアキラ!
当時絶大なる人気を誇った”和製ジャクソン・ファイブ”!
もはや「今あの人は!?」の定番になってしまった、フィンガー・ファイブであるが、今になって振り返ってみると、先進的な音楽を積極的に取り入れおり、音楽性をみても非常に注目に値するものであると言える。
特に、アルバムではシングルの曲以外は、全て外国シンガーのカバーであったりすることなど、単なるメジャー嗜好ではない、こだわりを感じさせる。
また、アキラのボーカルは、当時のマイケル・ジャクソンにそっくりであり、細部のディテールにまで、こだわったプロデュースには関心させられる。
「個人授業」、「学園天国」数々のヒットを残したフィンガー・ファイブのなかで、一番の印象に残るのがこの「恋のダイヤル6700」。
♪りんりんりりん、りんりんりりんりん♪当時では、目新しかった彼らの音楽は改めて聴いてみても色褪せることはない。