自然観察(蝉の脱皮)






ここでは樹木からはなれて、生物や草花の写真を収録していく予定です。雑多のものや一品だけのものもあると思いますが 時々のぞいて見てください。





8月10日午後10時頃、偶然にセミの羽化を見つけ、さつそくカメラを持ち出して撮影を始める。

10分程でカラを破り体を出すが、羽根はまだのびきっていない。体の光るような白さに感嘆。





さらに数十分後、体はすっかり抜けて、しっかり抜殻につかまって、黒い目が印象的。

すこし経過して、正面から写す。じっとして動かず、少しづつ体液を送って羽根を延ばしている。








横から見たところ、体がふっくらしてきて、内側の小さい羽根も広がっている。

羽根がすっかり広がってきたが、羽根の色は真白。







体はすっかり大きくなったが、羽根はまだ広げたままだ。

横から見ると、羽根は少し透明になり、青みがかって見える。







正面から見たところ。羽根は少し青く見える。頭上にある街路蛍光灯の影響もあるのかな。

横から見たところ体はしっかりしている。







羽根がじょじょに薄茶色に変わってきた。ここでアブラゼミと判明。

午前0時をすぎて、若油蝉の旅立ち。抜殻から離れ、少しづつ上に登り始めた。ここで撮影は終了。 撮影:マニアル。カメラ:Canon EOS-10D。レンズ:24−85mm。羽化をあまり刺激しないように、 数十分おきに内蔵フラッシュを使用して撮影。







トップ