(旧制武蔵高等学校創立者文献目録)正田貞一郎人物文献目録 |
最新更新:4版- 2019.02.24 鈴木勝司編
1.約80年前の大正11年(1922)我が国初の私立の七年制高等学校として、甲州出身の卓越した事業家で あった根津嘉一郎が社会へ奉仕するこころざしをもって、教育事業を立ちあげ、我が国初の私立の7年制の 旧制武蔵高等学校を創立した。 |
正田貞一郎(しょうだ ていいちろう)1870(明治3)・02・28-1961(昭和36)・11・9
群馬県館林の正田作次郎の長男として横浜で出生。明治6年正田家醤油醸造業を始む。24年高等商業 学校本科卒業、醤油醸造業に従事。30年館林実業談話会を創立。33年館林製粉を設立し専務取締役と なる。40年旧日清製粉を合併。大正2年海外の製粉状況視察のため外遊に出る。13年日清製粉社長。 昭和4年アメリカ、カナダの製粉業を視察、オリエンタル酵母工業設立。5年製粉販売組合を組織。6 年日本栄養食料設立。9年日本篩絹を設立。11年日清製紙設立、朝鮮製粉を設立、以後満州、北支に 進出、日清製粉会長。15年中外興業設立。16年財団法人農産化学研究会を設立。17年東武鉄道会長。 18年社団法人如水会理事長。21年貴族院議員に勅選さる。30年太平食品を設立。 大正10ー昭和36年根津育英会理事。根津嘉一郎の友人として宮島清次郎と共に武蔵高等学校の創設に 力を尽くす。根津嘉一郎の亡き後、理事として武蔵高等学校・武蔵大学の発展に尽力した。 |
正 田 貞 一 郎 人 物 文 献 目 録 | No. |
著 書 | |
我国の食糧問題と西比利亜の開発 正田貞一郎著 正田貞一郎 1925 31,9p *国会図書館デジタルコレクション | |
加奈陀の小麦に就いて 正田貞一郎講述 日本経済連盟編/刊 1929.10 18p | |
産業合理化の諸問題 正田貞一郎著 社会教育協会 1930 (社会教育バンフレット 第101輯) | |
製粉取引市場 正田貞一郎著 経済知識普及会 1934 (市場経済講座 第2(分冊) ) | |
製粉市場 正田貞一郎著 経済知識普及会 1934.02 31p.(市場経済講座 第5[1](分冊) ) | |
製粉工業 正田貞一郎著 日本評論社 1936.09 247p.(現代日本工業全集 第22巻) | |
八十歳を迎えて 正田貞一郎述 [日清製粉] [1949] 23p. /東大経図 | |
図 書 の 一 部 の 著 述 | |
日本産業の合理化 時事新報社経済部編 東洋経済新報社出版部 1928.12 22,606p. 製粉工業の 発達と合理的経営 正田貞一郎 pp.501-511 | |
経済国難打開の途 中外商業新報社経済部編 千倉書房 1930 294p. 緊縮緩和と 事業の合同 日清製粉社長 正田貞一郎 pp.87-90 | |
日本産業の合理化 時事新報社経済部編 東洋経済新報社出版部 1930.06 633p. 製粉工業の 発達と合理的経営 正田貞一郎 pp.501-511 | |
能率増進時代 産業の新経営法 報知新聞社経済部編 千倉書房 1930 276p. 製粉事業と能率増進 日清製粉社長 正田貞一郎 | |
明治大正史 第7巻 明治大正史刊行会編/刊 1930 614p. 製粉事業の変遷 正田貞一郎 pp.526-538 | |
矢野二郎先生記念事業記録 如水会 1932 113p. 謝辞・如水会代表 正田貞一郎 p.63 | 日清製粉株式会社史 日清製粉社史編纂委員会編 日清製粉 1955.12 431,71p.[創業五十周年記念] 相談役正田貞一郎談話(要旨)pp.372-382 |
財界の王座は語る 野依秀市編著 実業之世界社 1960 394p. 正田貞一郎翁と一問一答 p.295 | 明治大正産業史 第2巻 日本図書センター 2004 614p. 「明治大正史」第7巻(昭和4刊)の複製 製粉事業の変遷 正田貞一郎 |
逐 次 刊 行 物 ・ 雑 誌 の 著 述( 論 文 ・ 論 説 ・ 講 演 ) | |
我国の食糧問題と西比利亜の開発 正田貞一郎 糧食研究 33; 大正14 | 民力涵養の為義務教育費を国庫支弁とせよ 正田貞一郎 実業の日本 25(22); 1922.11 pp.70-70 |
余が日常試みつゝある健康法 正田貞一郎 実業の日本 27(8); 1924.04 p.67- | |
会社を一人で背負ひ真剣で働く 正田貞一郎 実業の日本 27(13); 1924.07 pp.70-71 | |
食料問題と西比利亜の開発 正田貞一郎 実業 7(1); 1925.07 pp.16-24 | |
商工立国と輸出振興策 正田貞一郎 エコノミスト 5-22,23; 1927.02 | |
信頼出来る人物の教育 正田貞一郎 <B>実業の日本 30(17); 1927.09 pp.85-86 | |
廃物利用の精神 正田貞一郎 <B>経済往来 2(10); 1927.10 pp.37-39 | |
玩具の製粉機 正田貞一郎 経済往来 3(3); 1928.03 pp.106-107 | |
財界人漫話 金持ちの子は私学へ貧乏人の子は官学へ 正田貞一郎 実業時代 5(6); 1928.06 pp.146-147 | |
メリケン粉とウドン粉 正田貞一郎 経済往来 3(7); 1928.07 pp.43-45 | |
私の考へを実行した米国人 正田貞一郎 経済往来 4(5); 1929.05 pp.48-51 | |
一人一業と奉仕主義の経営 正田貞一郎 実業之日本 32(8); 1929.04 pp.14-17 | 「小麦の国」カナダより帰りて 正田貞一郎 実業の日本 32(20); 1929.10 pp.38-39 |
小麦産地としてのカナダ 正田貞一郎 エコノミスト 7(21) | |
銀安と製粉輸出 正田貞一郎 エコノミスト 8(15) | |
企業の集中と統制 正田貞一郎 工業(大阪工業会) 51; 1930 | |
産業合理化の諸問題 正田貞一郎 社会教育パンフレット(社会教育協会編輯) 102; 1930 | |
減税額の少ないのが遺憾 正田貞一郎 税 新年 9(1); 1931.01 p.31 | |
合理化上に於ける諸問題 正田貞一郎 政治経済時論 6(9); 1931 | |
製粉界は好望 正田貞一郎 中外財界 7(4); 1932.04 pp.43-45 | |
飛躍的増加を示す海外輸出 製粉界 正田貞一郎 実業之日本 1932.07.01 | |
為替安定と輸出の好条件 製粉界 正田貞一郎 実業之日本 1933.04.01 | |
見えざる力 正田貞一郎 経済往来 9(10); 1933.10 pp.201- | |
製粉工業に就いて 正田貞一郎 糧食研究 5月号; 130; 1937.05 pp.13-22 *国会図書館 デジタルコレクション | |
製粉工業に就いて(二) 正田貞一郎 糧食研究 6月号; 131; 1937.06 pp.12-23 *国会図書館デジタルコレクション | |
製粉工業に就いて(三) 正田貞一郎 糧食研究 8月号; 133; 1937.06 pp.7-13 *国会図書館デジタルコレクション | |
食料確保への途 正田貞一郎 ダイヤモンド 29(2); 1941 | |
事業経営のコツ 正田貞一郎 経済展望 13(1); 1947.09 p.7 | |
私の生活信条- 一業を育てる 正田貞一郎 実業の日本 56(2); 1953 pp.14-17 | |
一人一業に徹して 正田貞一郎 財界 2(3); 1954.03 pp.8-9 | |
グラビア 私の秘蔵の写真 (十五) 正田貞一郎 実業の日本 57(18); 1954.08 p.9 | |
近代商品の生い立ち- 製粉 正田貞一郎 実業の日本 58(11); 1955.04 | |
私の歩いた実業界の道 正田貞一郎 実業界 6月; 104; 1955.06 pp.83-85 | |
事業は人なり 正田貞一郎 経済時代 20(7); 1955.07 pp.65-68 | |
戦前と戦後 正田貞一郎 実業の世界 53(1); 1956.01 p.60 | |
信は万事の本 正田貞一郎 野田経済 新年特大 8(1); 1957.01 pp.62-63 | |
粉づくり六十年 正田貞一郎 実業の日本 60(13); 1957.07 p.292-293 | |
しょうだみちこさんのおじいさん 正田貞一郎翁と一問一答 正田翁と 野依会長との対談 実業の世界 56(2); 1959.02 pp.38-40 | |
教育私見(大正十年五月十日披露会ノ席上配布シタル印刷物) 正田貞一郎談 武蔵学園史年報 創刊号; 1995.07 pp.16-22 | |
伝 記 ・ 人 物 研 究 ・ 人 物 評( 図 書 ) | |
財界一百人 遠間平一郎(妖星)著 中央評論社 1912.03 314p 日清製粉の柱石 正田貞一郎 pp.53-56 *国会図書館デジタルコレクション | |
財界雙六 戦線上の実業家 中外商業新報社編 中外商業新報社 1919 504p | |
財界の名士とはこんなもの? 第1巻 湯本城川 事業と人物社 1924 202p. 矢野二郎に 惚れ込まれた日清製粉社長 正田貞一郎 pp.166-168 | |
新東亜建設を誘導する人々 日本教育資料刊行会編/刊 1924 日清製粉社長 正田貞一郎氏 pp.949-961 | |
財界膝栗毛 報知新聞経済部編 東洋経済社出版部 1928 529p | |
財界百人物 谷親男編 昭和03(1928) | |
名士の少年時代 新人国記 関東篇 報知新聞社通信部編 平凡社 1930.01 630p 正田貞一郎 pp.49-61 | |
時代を繞る人々 春日昇一郎著 聚文館出版部 1930.10 604p 合理化的の経営 正田貞一郎 pp.426-429 | |
素裸にした甲州財閥 萩原為次編 山梨民友新聞社 1932.04 556p 東武鉄道の首脳部 宮島、正田、大塚氏等の縁故関係:pp.377-381 | |
全日本業界人物大成 乾巻 全日本業界人物大成刊行会 1932.10 37,86,538p. 正田貞一郎: p.241 | |
矢野二郎先生記念事業記録 如水会 1932 113p. 謝辞・如水会代表 正田貞一郎 p.63 | |
財界百名士 湯本城川 事業と人物社 1932 100p. 正田貞一郎 p.96 | |
製粉界の覇者日清製粉と正田貞一郎氏 日本評伝社編 日本評伝社 1933 41p. *国会図書館デジタルコレクション | |
日本商品王 岩井良太郎著 千倉書房 1935 336p. 製粉王 正田貞一郎論ほか pp.199-204 *国会図書館デジタルコレクション | |
経済第一線 倉田春一 大鵬書房 1935 307p 正田貞一郎 pp.102-105 *国会図書館 デジタルコレクション | |
会社と経営者 三鬼陽之助著 投資経済社 1936 510p 正田貞一郎と日清製粉 pp.57-67 | |
晩栄を競ふもの 竹内正美編 産業経済時代社 1037.06 388p 正田貞一郎君 p.83 | |
昭和財界闘将伝 乾之巻 森田栄作著 経済往来社 1937.12 製粉界のリーダー日清製粉取締役 会長 正田貞一郎氏: pp.206-207 | |
時代を創る者 財界人物編 第3輯[第1冊] 人物評論社編輯部著 人物評論社 1938 64p. 正田貞一郎 pp.24-26 *国会図書館デジタルコレクション | |
非常時財界の首脳 武田経済研究所著/刊 1938 315p 正田貞一郎 pp.87-90 *国会図書館 デジタルコレクション | |
新東亜建設をを誘導するする人々 日本教育資料刊行会編 日本教育資料刊行会 1939 1074p. 正田貞一郎氏: p.949 | |
財界楽屋漫談 岩崎清七著 富士書房 昭和14.05 206p 日清製粉会社最初の増資 pp.78-82 | |
戦時経済を推進する人々 増田春吉著 新紀元社 1941 318p. 正田貞一郎氏(日清製粉会長) pp.283-289 | |
財界巷談 三鬼陽之助著 ファー・イースト社 1952 249p 信は万事の本となる: pp.68-71 | |
日本財閥の研究(1) 日本財閥の現勢 樋口弘 味燈書屋 1948.07 271p 正田と松本:pp.170-171 | |
財界百人百話 日本経済新聞社編 日本経済新聞社 1952.04 300p. | |
私の生活信条 実業之日本社編刊 1953 246p. 正田貞一郎: pp.139-163. | |
日清製粉株式会社史 日清製粉社史編纂委員会編 日清製粉 1955.12 437,71p 創立者正田貞一郎: pp.41-43 正田貞一郎に寿像を贈る: p.213 | |
財界に雄飛せる一橋人 経済談話社編刊 1957.07 335p | |
一橋出身の経済人 財界評論社 1957 493p. 製粉・製油その他 正田貞一郎: pp.177-178 | |
財界の王座は語る 野依秀市編著 実業之世界社 1960 394p 正田貞一郎翁と一問一等 pp.295-302 | |
日本財界人物列伝 2 青潮出版編 青潮出版 1964 1175p 正田貞一郎: pp.387-396 | |
正田貞一郎小伝 正田貞一郎小伝刊行委員会編 日清製粉 1965.10 251 p. 肖像 [内 容] 第 1章 家系と背景 p. 1- 第 2章 幼年時代、学生時代 p.23- 第 3章 醤油醸造 p. 37- 第 4章 製粉会社創立 p.49- 第 5章 中央財界進出と外遊 p. 65- 第 6章 大正時代の発展 p.87- 第 7章 不況、統制、戦争の時代 p.113- 第 8章 関係会社その他 p.131- 第 9章 如水会その他 p.145- 第10章 家 庭 p.131- 第11章 性 格 p.155- 第12章 晩 年 p.203- 第13章 終 焉 p.235- 正田貞一郎年譜 p.241- | |
明治の人・大正の人・昭和の人 野依秀市 実業の世界社 1966.09 686p(野依秀市全集 2) 正田貞一郎の巻: p.625 | |
産業フロンティア物語[第35] ダイヤモンド社 1968 正田貞一郎のビジョン p.24 | |
日清製粉株式会社70年史 日清製粉編 日清製粉 1970 830p. 肖像 | |
財界人の趣味 田中洋之助編 ダイヤモンド社 1971.01 432p(財界人思想全集 10) 財界巨人のプロフィール 正田貞一郎: pp.416 | |
新聞集成大正編年史 大正13年度版 中 明治大正昭和新聞研究会 1986 1231p. 経済クラブ・食料製作と関税 正田貞一郎他 p.892 | |
東武鉄道百年史 東武鉄道社史編纂室編 東武鉄道 1998.09 2冊 参考文献: pp.1104-1106. [資料編]は資料・年表・索引 | |
日清製粉100年史 日清製粉編 日清製粉 2001.03 701p. 肖像 | ドキュメント人と業績大辞典 第12巻 ナダ出版センター 2001 244,55p. 正田貞一郎 p.123 |
近代日本経済人大系 第11巻(飲食鉱業篇) [松下伝吉][著] 日本図書センター 2003.10 65,547p. 日清製粉株式会社 pp.203-216 | |
近代日本の創業者100人 世界文化社 2001.09 98p. 正田貞一郎(日清製粉グループ本社) p.49 | |
日本産業人名資料事典 2 第3巻 日本図書センター 2002.12 370p.「新日本人物大系」(昭和11刊) の複製 正田貞一郎 | |
日本産業人名資料事典 2 第4巻 日本図書センター 2002.12 p.371-758 新日本人物大系(昭和11刊) の複製 正田貞一郎 p.586 | |
日本の実業家:近代日本を創った経済人伝記目録 日本工業倶楽部編 日外アソシェーツ 2003.07 328p. 正田貞一郎 p.157 | 日本の創業者:近現代起業家人名事典 日外アソシェーツ編/刊 2010.03 504p. 正田貞一郎 p.71,302 |
伝 記 ・ 人 物 研 究 ・ 人 物 評(逐 次 刊 行 物 ・ 雑 誌) | |
重役兼社員からの出発 日清製粉社長正田貞一郎氏の「伸びる準備」 実業の日本 32(19); 1920.10 p.78- 79 | |
製粉界の権威正田貞一郎君 事業之日本 7(11); 1928.11 pp.54-55 | |
うちの社長 日清製粉・正田貞一郎氏の巻 田代穣 サラリーマン 4(5月15日号); 5; 1931.05 p.49 | |
財界父子二代 正田貞一郎、小林一三、松本健次郎、杉山金太郎 実業の日本 54(3); 1951.02 p.6-7 | |
正田貞一郎翁の事業哲学 経済展望 27(7); 1955.07 p.39 | |
邑井操作”実業講談”予告(皇太子妃の祖父・正田貞一郎) オール生活 14(2); 1959.02 p.44 | |
結婚問題で正田家と日清製粉の大迷惑 朝日新聞のデタラメ 不屈 実業の世界 56(2); 1959.02 p.99 | |
邑井操作 実業講談 予告(皇太子妃の祖父・正田貞一郎) オール生活 14(2); 1959.02 p.44 | |
書評 正田貞一郎小伝 岩垂荘二 投資経済 66(1); 1966.01 p.126 | |
食品工業近代小史 名門正田貞一郎と製粉事業(5) 岩垂荘二 食品工業 10(9); 167; 1967.04 pp.89-92 | |
正田家 高貴なる一族のさびしき栄冠(華麗なるフィクサー 6) 加藤仁 現代 16(11); 1982.11 pp.70-76 | |
我が社の創業者 日清製粉・正田貞一郎 1870ー1961 経営者 40(6); 1986.06 pp.106-107 | |
「日清製粉を一段と輝かせた男の教訓」(三鬼陽之助のこの新情報は何を物語るか[6]) 三鬼陽之助 財界 36(11); 1988.05.03 pp.86-91 | |
「振興期」(1926~1945年)国産の夢を追った誇り高きサムライたち フォーブス日本 9(1); 2000.01 正田貞一郎(日清製粉): pp.70-76 | |
三鬼陽之助の経営評論60余年の舞台裏207回 日清製粉創業の正田貞一郎氏らの情報力 三鬼陽之助 財界 新年特大号 48(1); 1202; 2000.01 pp.116-122 |
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