旧制武蔵高校創立者文献目録


最新更新:2019.11.04 鈴木勝司編



1.今から約90年前の大正11年(1922)、甲州出身の卓越した企業家であった根津嘉一郎は社会奉仕のこころざしを
  もって、育英事業をたちあげ、我が国初の私立の七年制高等学校として武蔵高等学校を創立した。
2.前年の大正10年9月に、学校設立計画のため財団法人根津育英会を立ち上げ、根津が理事長となり、協力した友人の
  宮島清次郎、正田貞一郎が理事となり、さらに教育事業を根津に推奨し、自ら学校開設の実務役をつとめた本間則忠
  理事、初代校長となった一木喜徳郎理事、一木理事の実兄で、文部大臣を歴任した岡田良平顧問(評議員)、
    臨時教育会議総裁であった平田東助顧問(評議員)、当時の日本教育界を代表する、山川健次郎顧問(評議員)、
    北条時敬顧問(評議員)、佐々木吉三郎評議員、そして開校時教頭として、後に第三代校長となり実務的に武蔵高校
    の教育を方向づけた山本良吉校長。これら創立関係者の人物文献を調査し収録した。
3.内容は、武蔵学園に所蔵する人物に関する記念資料(彫刻、絵画、墨跡、文書、記録等)のうち、主なものを含め、著述、
  人物伝記文献等を調査して採録した。
4.文献の所蔵が少ないものは、/で所蔵図書館等を記した。
5.文献は、記念資料、文書・記録を含み、本人の〈著述〉は(図書)と(雑誌)に分け、伝記・研究・人物評についても(図書)
と(雑誌)に分け、原則として発表年代順に収録した。 6.新たに、平成24年1月16日より根津嘉一郎新聞記事目録を追加した。 7.文献目録について、お気づきの点や、文献の遺漏や誤りについては、武蔵学園記念室又は編者宛ご教示をお願いします。 8.現在の法人、総称、学校名及び所在地: 学校法人根津育英会、武蔵学園、武蔵大学、武蔵高等学校中学校   〒176−8533 東京都練馬区豊玉上1−26−1
     
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